これからのコンパクトカメラは携帯電話だ!とか言っておきながらXacti DMX-CG9を買いました。これは言い訳ですがビデオカメラとしての購入です。それと携帯電話のカメラは相変わらずフォーカスが壊れたままでカメラ機能のためだけに機種変更するのがおっくうだったのも理由に入ります。SDビデオカメラとしては2代目ですが前々から60fpsで取れるカメラとして注目していたのが随分安くなって新商品として出ていたので即買い。ビデオカメラはDVテープのcanon FV M100が別にあるのですがバッテリー持ちの問題で屋外での長時間撮影には向かないのと、テープを使うという構造上モーター音が定常雑音として入ってしまう問題がありました。一応DVD解像度で取れるし光学ズームの倍率も結構あるのでそれあそれで良いのですけどね。
さて上の写真はアキバのヨドバシをCG9で写真として取ってみました。夜でも電光看板のような明るいものが対象であれば1/100シャッタースピードでも取れます。910万画素あるので写真としての画素は十分足りていると思います。これ一台でビデオと写真に使えるのはかなりイイ携帯性です。
今回は写真用カメラとしてどれだけ使えるかをこれと比べるのはあんまりですがEOS kiss Dと比較してみました。
左からCG9の標準設定、CG9のノイズリダイレクション無し、EOSです。(クリックすると別ウィンドウで開きます)
画素数で言えばCG9が910万、EOSが630万ぐらいなのですが画質は画素だけでは決まりません。また両機種ともドット絵ぽくなる低画素ではないので画素の差異は画質に影響していないと思います。ちなみに上の三枚は無加工の100%そのままですがCG9側のほうが画質が粗いです。念のためノイズリダイレクション有無両方で撮りましたがやっぱり荒い。この様になった原因は光学的な設計の違いと感光体の物理的な問題かもしれません。
両方とも感光体はCMOSですがCG9が1/2.33インチ(多分対角線)そしてEOSが22.7×15.1mmです。両方ともミリにすると10.9mmと27.3mmでいいのかな?あれ?コンパクトのはそんなに大きくないはず。どうも1インチ25.4mmではなく独自の尺度らしい。
つまりコンパクトカメラの方が感光体の面積が極めて少ない、仮にCG9の感光体の対角線が9mmとしても面積比で約9倍違う。(実際は4:3と3:2のアスペクト比の違いもあるので面積はそれぞれ計算しないと対角線だけで単純比較はできない)
もうひとつはレンズ、確かCG9はF3.5~3.7。EOSはレンズ交換可能なので卑怯にもF1.8を使いましたが実際は絞りこんでF22で撮りました。(F値は上がるほど暗くなります)
これだけの違いあるので感光体そのものが受ける情報はCG9の方がかなり不利であることが解ります。そのためか色の再現性やノイズ処理に無理が来て質感が失われたレタッチした絵のような写真になってしまう。(これは昔使ってたレンズ一体型デジカメのLUMIX DMC-FZ1 も同じ、これにはがっかりした)
またカタログスペック至上主義的な画素数競争で無駄に画素数を増やしているのも1画素辺りの感光面積が減って感度の細かさに余裕がなくなるので問題。ブログに貼る程度なら高画素はいらない。縮小すればきれいな写真になるが、コンパクトデジカメはせいぜい300万画素あれば等身大というか丁度いいのではと思う。ちなみにCMOS感光体の詳しい構造を知らないのですが液晶みたいにゲート配線が光を遮断して邪魔だとかあるのだろうか?もしそれがあるなら高解像度化はむしろ劣化の原因で消費者騙しの生産技術(研究目的としては十分良いが)という事になりそうだ…。
ひとつフォローですがディスプレイは画素を上げたほうが表現が細かくなるというかまだまだ紙に比べて画質が荒いから高解像度化すべきです。(でもPCへの描画負荷や画面が暗くなったり、それを相殺するためにバックライト強くしたりしますが、ノートだとそれもバッテリーの関係でできないのでカラーフィルターの色を薄くして彩度が落ちたりと…)
次はDVテープビデオカメラとの比較をやってみます。
追記:
急いで書いていたので乱文になってしまいました。次は動画比較を行いますがもしかしたらオーバースペックな画素には理由があるのでは?とある予想が立ちましたのでそれも含めて検証します。
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