著作権: 2008年2月アーカイブ

 今まで初音ミクのキャラクターを使用した二次創作についてプログラムの配布は非商用であっても禁止されていましたが今回の改定で非商用に限り別途許諾無しで配布可能になったようです。但し別途許諾が不要なのはVOCALOIDライブラリの使用許諾契約書の範囲内のためミクに喋らすとか口パクとかパフォーマンスするような使い方はこれまで通り問い合わせが必要だと思います。

■■ダメダメ開発日記■■
http://ejingar.hp.infoseek.co.jp/seisakunisshikai.htm

 今回の改定にはこの同人ソフトが絡んでいたようです。こちらは商用なので事前にクリプトン社へ問い合わせたところ一旦NGになって、ちょっとした騒ぎだったのかな?確か「同人は無許諾でやって権利者に暗黙の了解を取るべき」とか言っている人いたなぁ…。でもクリプトン社はユーザの気持ちが分かる会社なので相談したんだと思います。その成果が非商用同人プログラム解禁だとすれば非常に良かったと思います。

「初音ミク」同人ゲームが解禁に - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0802/22/news112.html

キャラクターを使って作成した同人ゲームの作成を解禁

多分速報だと思うのですが落ち着いてください。配布を解禁ですよね^^;

PIAPRO(ピアプロ)コンテンツに関するガイドライン
http://piapro.jp/a/contents_guideline/

PIAPRO(ピアプロ)ヘルプ
http://piapro.jp/a/help/#q_copyright13

もうひとつVOCALOID2の使用許諾契約が公開されました、これはもっと評価されるべき。何故かと言うとEULA等みなし契約の類は昔ならソフトウェアのパッケージも大きく箱自身に貼り付けられていて開封前に見れたのですが、それがマニュアルに印刷されるようになり開封前の確認ができなくなり、さらにマニュアルが無いソフトウェアになるとパッケージが小さいためCDケースに小さな紙切れとして入ってたり最悪インストーラの中だけとか、電子ファイル(PDFとかHTMLとかTXT)で入ってたりします。それがソフトウェアを購入する前に確認できることが他の会社も見習うべき内容だと思います。(正直インストールできるPCの台数とか購入して初めて知ることが多い)

VOCALOID2の使用許諾契約書(PDF)は下記URLから

クリプトン  VOCALOID2特集
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv01.jsp
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv02.jsp

 まずはキャンペーンサイトを見てもらうと分かるのですがノートパソコン・携帯・ヘッドフォン・CD-Rを背景にまさにKEEP OUTテープみたいな黄色いテープに♪に禁止マークを上書きして音楽違反と書いています。良く言えば警告ですが内容は法的手段をちらつかせた脅迫です。正直良い気持ちがしませんね。あとここでアーティストを持ち出して偽善者ぶっているところが汚い。正直にレコード会社が売り上げ落ちて困ると言え。実際は作詞・作曲者から著作権を信託されている曲も多いでしょうからレコード会社(音楽出版社)が著作権者のケースが多いのも確かですがね...。

アーティストを持ち出しているとこでツッコミ入れたいのは、違法アップロードが本当にアーティストを傷つける行為なのかと。別に違法配信を擁護するつもりは全くありませんが、配信を営利的な都合で管理され制限されることをアーティストが望んでいるかと問いたい。望んでいるのは原盤権を所有しているレコード会社が利益を守るためで間接的に職業作曲家(作曲サラリーマン)の雇用を守るためではないかと。

音楽の不正アップロード 防止キャンペーン|音楽違反
http://www.ongakuihan.jp/

適法マークって音楽著作権に関する文化庁の資料で出てきたアレなやつですね。一番最悪だと思った対処法が何故か速攻で実装されるとは思わなかった。このマークの取得有無に法的根拠はありませんが、またお墨付きと規制です。今のところみかじめ料は徴収しないそうですが?あと適法マークが無いサイト=違法サイトのようなミスリードを狙っているのでしょう。

音楽ダウンロード配信サイトの"適法"識別マーク、掲載開始
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/02/19/18503.html

レコ協が"適法"マーク運用開始、違法配信被害に歯止め
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/02/19/18512.html

 SCOと言えばUNIX裁判で資金が尽きて破産したとことか昔からよく裁判ネタに登場していたと言うイメージがありますが、巨大な資金を得て復活するようです。

SCO、投資会社から最大1億ドルの資金を獲得ニュース - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20367377,00.htm

 昔はLinuxがUNIXのコードを不正利用しているだとかで争っていてもしかしたらLinuxって無料で使えなくなるのかな…と心配したことがあります。それが去年、SCOにはUNIXの著作権が無いという思わぬ判決になってボロボロになってましたね。

 記事には著作権とか知的財産権とか出てきますが、最近混同した事例が増えてきたような気がします。あとは著作物かどうか微妙なものにも著作権の主張があるとかね。

ここからは自分なりの著作物の考え方

このアーカイブについて

このページには、2008年2月以降に書かれたブログ記事のうち著作権カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブは著作権: 2008年1月です。

次のアーカイブは著作権: 2008年3月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.1