不適合ワイヤレス機器が氾濫

無線免許を取るまではこのようなニュースを聞いても規制緩和すればいいじゃんみたいな違う印象を持っていたかもしれません。
免許不要の微弱電波とは実用的にどれくらいの距離かと言えば見通し数mが限界じゃないかな。

周辺への影響の有無は電波の強度と周波数とで変わってきますが技適の無いもので輸入機器に関しては特に
・免許が必要または免許されない出力である
・国内で免許を受けられない用途・周波数
上記のうちどれかに当てはまる場合があるので要注意です。

http://www.hamlife.jp/2014/07/18/fugoukaku-wireless2013/

そして、ガジェット好きとしては興味が出るもののHAM視点で見たらまたもや違法機器の宣伝。

圏外でもスマートフォンでメッセージを送受信できる無線デバイスgoTenna 予約受付中、150MHz帯を使用

goTenna は、151-154 MHz 帯の電波を発信する棒状の無線機
発信機の出力は2ワット。理論上の最大通信距離は50.5マイル(約81km)

残念ですがこの製品の使用周波数帯は業務無線用で消防や救急で使っていますし2Wもあれば確実に緊急無線に対して混信を与えるので免許は受けられないですね。

そもそも中継局なしで屋外使用でき免許も不要となると出力的には小電力トランシーバー程度になってしまうので国内での使用は実現できませんね。

FireChatは理想の電信の未来形

アマチュア無線にしてもデジタル簡易無線にしても電信については全く進歩しないなぁ〜。災害時はメッセージ通信で電波と記録が最大限に活用できるのに。。。と思っていたら意外なところから理想のアプリが登場!

iOSとAndroid対応ですが、インフラが無くてもスマホ同士でチャットができるアプリです。見た目は今時のチャットアプリっぽい感じですね。もちろんインターネットに繋がればそれを介してグローバルでチャットできるので、レピータの有無で運用を切り替える無線機のイメージに近いものがあります。
時間の表示と記録はどうもワザとしない設計のようです。

ネット接続なしでメッセージ送受信できる「FireChat」が革命を起こす? | Techable
http://techable.jp/archives/13298

早速試しましたが、Wi-FiのみやBluetoothのみの状態でもチャットが出来ました。これならスマホが無くてもiPadやiPod touch同士でもチャットができます。

Wi-Fiの場合はアドホックは現実的ではなく無線LANのハブは必要になりますので災害時はBluetooshで直接通信でしょうか。。。見通し10mしか届きませんが。

パケット通信はアマチュア無線機でも対応していますが、Bluetoothでの相互通信みたいな制御をアマチュア無線機で実現できたら大化けするかも!

ID-5100の仕様など

ID-5100 おもな特長|アマチュア無線機器|アイコム株式会社
http://www.icom.co.jp/products/amateur/products/digital/id-5100/?utm_source=amateur&utm_medium=rss

既に公開されてから時間が立っていますが、事前に公開されている情報のままなのでID-51との比較表は作るまでもありませんでした。
今度はスマホから操作できるハンディ希望なのですが、相変わらずパケット通信が有効活用できているのか微妙な感じです。
FT1Dはオプションのマイクで写真転送できるというのが画期的でしたが、やっぱりハンディは電話機という扱いなのかな・・・と。

ポケベル世代からするとメッセージ通信を実装しないのが微妙に感じるところです。若いハム取り込むためにも必要な機能と思いますがどうでしょうか?事前登録した凄く短いメッセージを送信というのはあくまで電話の補助機能(コールサインを送るとか)であり、電信メインとは思えないですよね。

電信とは言ってもCWやRTTYなどが普及すればと思っているわけではなく、デジタル化して本体はパケット通信できるのにSMSがないのはどうなんだ?という感想です。

10代のガジェットの流行り・廃り観察すれば需要は明らかで

ポケベル・・・どこでも自動でメッセージを待ち受けできる事から伝言用に流行る
PHS・・・本体ではメッセージを送信できないポケベルに取って代わる。一回10円で済むので電話よりSMSが流行る。
ケータイ・・・数年遅れでケータイもデジタル化しSMS追加。PHSより圏外になりにくい事からPHSに取って代わる。写メで流行る
スマホ・・・高機能で沢山のアプリが使える。iPhone人気で移行が進む。LINEが人気。SMSも手間が少ないチャット型に進化。

10代に人気の携帯ガジェットは電話では無くメッセージ通信であることが分かります。LINEも元々は無料のIP電話サービスなのですが結局チャットの方が流行っています。パケット通信のSMSが電波の使用効率も良いからか安いという基準で流行ってきていますが、これだけ長期だと今の10代には電話が面倒なのかもと思うことがあります。

PHSが巻き返しの為、同一キャリア同士定額にしたりしましたが結局廃れてますしね。通信の非同期性が受けているのであれば自分もよく理解できます。

今考える理想のハンディはこんな感じですね。

・本体のみでも初期のケータイ並のメール機能
・Bluetoothでスマホから操作可能(スマホ上でメッセージチャットができる)
・ワイドバンドレシーバ機能を入れるならスマホ連携を前提としてワンセグ受信できる機能があるといいかも
・スマホからリッチな画面でスキャン可能

例えば、ローティーンあたりだとスマホ欲しくても買ってもらえなくWi-Fi機でなんとか通信している子も多いのでいろんな意味で狙いどころかも。
・インターネットには接続できない。通信範囲に物理的制限があるので(リピータを除けば)有害情報にアクセスする可能性は低い
・通信料が掛からない(電波使用料はありますが300円/年なので超安い)
・ケータイの電波が届かないところでも通信できる(APRSでどこにいるか分かる)

今時の小学生なんか任天堂DS等で無線LANジャックしまくってゲームしているのでそれに比べれば健全だと思いますね。
それでは、また。

ID-5100に期待

発表されたばかりで発売はまだだと思いますが、タッチパネル操作やAndroidアプリで操作できる等これは今時!って思わせる凄いリグです。モービル機なので車か家で使うものでバイクや徒歩では防水とか電源確保とか大変になるので残念ですがこれのハンディ版があるといいなぁ!

デジタルもアナログも進化した次世代モービル機ID-5100/D。|プレスリリース|アイコム株式会社

アイコムのサイトで仕様の似たハンディが無いか探したらID-51を見つけた!AndroidやBluetoothに対応していない以外は結構共通点がありそうです。

ID-51 おもな特長|アマチュア無線機器|アイコム株式会社

これも凄い!!!FT1Dの対抗馬ですね!
ID-5100のスペックが判明したら3機種で比較表作って検討してみます。ぱっと見分かる範囲では、

ワイドバンドレシーバとして使えるのはFT1D。防災行政無線の周波数が聞けないのがちょっと残念くらいかな。
デジタルモードに互換性なし、これはどっちが流行るかの問題かな。
GPS機能はID-51の方が一般的な感じ、FT1DはAPRS対応なのは良いがそれ以外のGPS機能が用途不明。
手軽に写真を送れるのはFT1D、でもカメラ付きマイクが必要、これID-5100とのやり取りできるのかな?
更新ログの記録や音声の録音ができるのはID-51、これ詳細知りたいけど徒歩運用でコンテスト参加する時凄い助かる!
画面の広さやPCとの相性は多分ID-51の方に軍配が上がるのでは?
防水性能はID-51がIPX7でFT1DがIPX5、八重洲の方がヘビーデューティーなイメージなのに意外!
FT1Dはバッテリーや充電器をVX-8Dと共用できる。
メッセージに関してはそれぞれデジタルモードで可能の様ですがID-51にはDTMFキーが無い。
ID-51はAMラジオのバーアンテナを内蔵していない。SRH940で補完できるかどうかやってみないとわからない。。。

とこんなところでしょうか?ID-51がBluetooth接続でiOS対応なんてなったら即買です。メッセージ機能はTwitterみたいな感覚で送信して誰でも受信できるはずですよね?ハンディでメッセージだけの交信はぜひやってみたい。

デジ簡の本を買った

digikan

ちょっと報告が遅いですが先月発売されたデジタル簡易無線を特集した本を買いました。
目的としてはデジ簡の現状を知りたかったというところです。

本の内容については満足で、無線機自体は限られているので目新しい情報はないのですが、351MHz用アンテナの紹介はとても参考になりました。
登録申請についても参考になりますが、アマチュア無線並に簡単にして欲しいというところですね。
バイク用ヘッドセットについての情報が無かったのでこれは個別に探すしか無いかな。。。

残念なのは現状の無線機本体で防災用途も含めて一般向けに売るには機能が足りないですね。
ハンディのアマチュア無線機はAM/FMが聞けて対応機種が限定的ですがメッセージ交換もできるので、デジ簡にもせめてラジオぐらい搭載して欲しいですね。それで実勢価格2万円くらいなら沢山売れるかもっと。
デジ簡に欲しい機能をまとめると。
・APRS 遭難時のビーコンや災害時の伝言版として当然GPS内蔵。
・AM/FM 情報収集というだけでなく、普段使うものとして搭載して欲しい機能。
・メッセージ交換 混雑時やタイミングが合わず連絡がつきにくい時用
・テンキー 文字打ちするなら是非欲しい機能。
書いてみて思ったのがFT1Dのデジ簡仕様ですね。というかFT1DはC4FM使っているから可能であればデジ簡付きリグになるといいなぁ。多分アマチュア無線+他の無線は前例が無いので無線局として認められない可能性が高いのですが。。。

さてバイクの無線をデジ簡に切り替えるとしたら?
・同軸ケーブル・・・ハンディアマチュア無線機と同じSMAなのでそのまま利用可能
・アンテナ・・・発信周波数が違うので交換。端子はモービル用に多いM端子。
・ヘッドセット・・・KTELの簡易無線用コードはアイコム用がある。

FT1Dが良いかも?

先日公開した今年の抱負の共通点は一言でいうと「サバイバル通信術の研究」です。
なので、当然いくつかの縛りがあって
・電源はバッテリー及び乾電池のみ
・アンテナは歩きながら使えるもの
・電波は共有財産、可能な限り占有率の低い方式にする
・インフラ障害を想定するのでリピータ等は使わない
になります。
※三級取得とモールスデビューは上記に関係なく実現したいです。

早速ですがサバイバルとして理想のリグを考えてみました。

理想のリグ
1.ハンディ機でDTMFキーがついている
2.ショートメッセージの送受信ができ、メッセージの履歴をリグに保存できる
3.占有周波数帯幅が狭い、または占有時間が短い
4.DTMFキーで文字入力ができる(携帯電話だと常識なのだが。。。)
5.共通の通信方式を使用していて他メーカーのリグともメッセージ交換できる

こんなところです。
今持っているVX-8Dの「メッセージ機能」はどうなのかというと
1.問題なし
2.メッセージが事前設定なのが微妙、そして最大文字数が16文字で少ない
3.パケット通信(F2D)を使用しているみたいなので問題なし
4.マニュアルを見る限り可能のようです。
5.VX-8、VX-3、FTM-10/H/Sとの間だけのようです。あと注意書きに全電波形式の周波数にしましょうと書いてある。

今度は発売されたばかりでまだ利用者が殆どいないかもしれないデジタル形式対応のFT1D。
こちらではGM(グループモニター)機能を使用して実現するようです。
1.問題なし
2.初期のPHSのショートメールに近い!文字数制限は分かりませんでしたがカメラ付きマイクで写真も送れるので多分制限はゆるいと思う。
3.パケット通信(F2D)を使用しているみたいなので問題なし
4.マニュアルを見る限り可能のようです。
5.FT1D/FTM-400D/FTM-400DHの間だけかも。
という事でメーカーを超えて使えるほど標準化されると混信に強い伝達方法になるかもしれません。

あと連絡用というより伝言サービスみたいな運用になりますがAPRSの有効性は高いと思います。こちらは標準化されているのでGPS搭載機であれば場所とコールサインと短いメッセージを残せるので、とりあえず自分の無事を知らせるだけなら凄く良いと思います。

VX-8DはオプションでGPSユニットが必要ですがFT1DはGPS標準搭載です。GPSロガーとして使えるらしいのでそっちでも興味があります。山で迷った時にどう迷ったのか解析できますしね。

実はここまでの結論に至るまでに電信の候補としてCW/RTTY/PSK31/JT65も調べたのですがどうも移動運用に向かない気がしています。

CW
メリット:人力で符号化・復号化できるので複雑な装置が不要
デメリット:通信できる相手が限られる、時間あたりの送受信文字数が少ない

RTTY
メリット:自動で符号化・復号化できるので楽、PC不要のリグもある
デメリット:日本語が使えない、時間あたりの送受信文字数が少ない

PSK31
メリット:自動で符号化・復号化できるので楽
デメリット:PC等が必要、時間あたりの送受信文字数が少ない

JT65
メリット:雑音に非常に強く、省電力でも十分
デメリット:正確な時計が必要。高性能な解析用PCが必要

また上記はVHF/UHFでは滅多に見かけない点、ハンディでは対応していない電波形式というのも重要だと思いました。
そういうわけでハンディでの電信はパケット通信に限るのかな〜っと。

あとはデジタル簡易無線の方にFT1DのGM機能のようなものがあるかどうか確認ですね。でもあっちはDTMFキー搭載してなかったみたいなのでダメかも。。。あとデジタル簡易無線は従事者免許不要でもっと一般的に売るものなのでAM/FMラジオぐらいは対応させても良いんじゃないかなと思います。

練習専用電鍵 TC-701を買いました。

tc-701

これは単体で音が出せる練習専用電鍵です。普通はオールモードのリグを持ってて練習用電鍵としてHK-705を買う人の方が多そうですが私はハンディのVX-8Dしか持ってないので単体で音が出せる電鍵じゃないと練習は難しいかなと思います。タイミングの練習だけならスマホのアプリでもできますがやっぱり実際に使う装置に近いもので練習したいですね。

早速、使用してみた感じですが初めての電鍵と言うことで比較対象がなくクリック感とかは良いのか悪いのか分からないのですが高い電鍵が重い台に固定されている理由はよくわかります。次に音ですが、3000Hzと書いてあるとおり甲高い音でボリュームも凄く大きいので耳が痛いです。。。レビューを見るとブザーを交換して使っているケースがあるみたいなのでちょっと調べて秋葉原に部品調達ですね。

あとCWに関してネットで調べたら面白い情報がありました。モールスでもマイクで音を拾って送信する場合は電波形式は変わらないそうです。背景の環境音も同時に拾うので確かに電話でモールス流しても電波形式が変わるはずも無いです。但し三級の免許は必要だとか。

マイク端子だった場合はどうなんでしょう?CW対応のリグは恐らく電鍵で音を生成してなくてリグ内で作成している気がするのでF2Aとか何では?と思いますが。。。つまり電鍵とリグの間にサイン波形を生成する装置を入れてリグのマイク端子につないだ場合、またはスマホやPCの音声出力をリグのマイク端子につなげた場合ですね。う〜ん、これは要お問い合わせかも。

さて、これでモールスの訓練を続けて行きたいのですが、ちゃんと打鍵できたか確かめる方法が必要ですね。
それで確認用のソフトを探していましたらこちらのソフトが復号化に優れていましたので紹介します。有料(100円)ソフトです。

mouse-it

Morse-It – Francis Bonnin

実はこのソフト単体で練習もできますし、送信時は音だけでなくフラッシュも使う事ができます。